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ごより豆

①府県名:大阪府

②調査地域:岸和田市(泉南地域)

③作る季節や行事:年中

④ハレやケの分類:ケ

⑤簡単な料理の説明

 地曳網漁でより分けられて残ったネブト(テンジクダイ)や小エビなどの雑魚

 を「後寄り(ごより)」と呼び、乾燥させたものを利用してきた。これを大豆

 と煮たものをごより豆といい、特に干鰯(ごまめ)と煮たものをごまめと呼ん

 だりする。常備菜として、普段の食事で大量に食べる時はうすあじに、田植え

 などの繁忙期には一度に作って、保存性を高めるために濃い味のあめだきにし

 て利用する。

⑥「伝え継ぐ日本の家庭料理」の掲載ページ

 「魚のおかず 地魚・貝・川魚など」p54

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