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かつめし

①府県名:兵庫県

②調査地域:加古川市(東播磨地域)

③作る季節や行事:年中

④ハレやケの分類:ケ

⑤簡単な料理の説明:皿にごはんを盛り、切ったカツにデミグラスソースとゆでキャベツが添えてある。戦後に洋食店で考案された気軽に「箸」で食べる洋食である。カツといえば厚切り肉が基本であるが、外食が贅沢な時代には、薄切りの牛肉を重ねたカツを家庭で作るようになった。デミグラスソースは、当初から家庭用に市販の「かつめしのたれ(タレ)」として販売され、簡単に作れるように工夫されていた。誰もが認める地元の味である。

⑥「伝え継ぐ日本の家庭料理」の掲載ページ:「どんぶり 雑炊 おこわ」p36

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